福島県立いわき海星高等学校
食品システム科の活動内容を紹介します
食品システム科2年生 外部講師の先生をお招きしました
<H30-153>
11月1日、食品システム科2年生の実習で外部講師の先生方をお招きしました。
今回は浜藤さんより品川先生、天野先生、二人の講師の先生方をお招きし、エチオピアの調理・加工について学習させていただきました。
エチオピア(シマガツオ)
さばき方について全体への説明
固い鱗を剥がす様子
身をカットして切身にする
切身を外に干し塩を振っていく
干した切身に味噌をつけ真空包装する
全体挨拶
丁寧なご指導のおかげで、とても貴重な体験をすることができた実習でした。
今回の実習で得られた経験を活かし、今後の学習も頑張っていきましょう。
品川先生、天野先生、この度は誠にありがとうございました。
食品システム科3年 実験の様子を紹介します
<H30-129>
今回は食品システム科3年生の実験です。
唾液と、大根を用いて、デンプンの分解実験を行いました。
まずはデンプン粉を溶解して、デンプン溶液を調整します。
デンプン溶液に薄めた唾液をいれた試験管と、
何も入れていないデンプン溶液だけの試験管を準備します。
これを37~40度に温めたお湯に入れ10分以上温めます。
温めた試験管中の溶液に、ヨウ素溶液を加えます。
ヨウ素デンプン反応により、デンプンが含まれている溶液はヨウ素が反応し、青紫色に変色します。
以下の結果になりました。
試料 | デンプンのみ | デンプン+唾液 |
反応前 | 透明 | 透明 |
反応後 | 青紫色 | 変化なし |
唾液を入れた方は変化が見られなかったことから、唾液によってデンプンが分解されたことがわかります。これは、唾液中に含まれる消化酵素であるアミラーゼがデンプンを加水分解するためにおこります。
次に、大根をすりおろし、ガーゼで汁を絞り取ります。
この大根汁を使い、上記の実験と同じ工程で試験管に準備し、加熱していきます。
温めた試験管中の溶液に、ヨウ素溶液を加えます。
以下の結果になりました。
試料 | デンプンのみ | デンプン+大根汁 |
反応前 | 透明 | 白色 |
反応後 | 青紫色 | 変化なし |
大根汁を入れた方は変化が見られなかったことから、大根汁によってデンプンが分解されたことがわかります。大根にはジアスターゼという消化酵素が含まれており、この酵素がデンプンを分解するためおこります。
体内の消化作用と、体外から摂取する食物が持つ消化作用がどのような反応を示すのか、確認することができました。
おつかれさまでした。
全国水産・海洋高等学校食品技能コンテストに参加しました
<H30-106>
水産・海洋高等学校の食品系学科生徒のより専門的な知識・技術の習得を目的として実施されている「全国水産・海洋高等学校食品技能コンテスト」に、2年生から1名が参加しました。競技内容は、「筆記コンテスト」と「実技コンテスト」があり、実技コンテストでは基本実技の『アジのたたき』と応用実技の『食酢中の有機酸の定量試験』が行われました。
夏休み中も学校で勉強したり練習したりしてきた成果を発揮し、緊張しながらも精一杯取り組み、‘優秀賞’をいただきました。
この経験を今後の学習や様々な活動に活かしてほしいと思います。
小名浜魚市場を見学しました
<H30-96>
「美味しいシーフード料理を作ろう」をテーマに集まったメンバーで、夏休みの活動を開始しました。まずは、地元で水揚げされる魚介類にはどんなものがあるのか知るために、小名浜魚市場に見学に行きました。
試験操業中の現在の水揚げ状況や放射性物資の検査の様子、入札での競りの様子を見学させていただきました。震災・原発事故から7年が過ぎ、少しずつ前には進んでいますが、風評被害もなくなっておらず、震災前の状況に戻るにはまだまだ時間がかかるというお話をうかがいました。
私たちにできることは小さなことですが、小名浜を元気にするためにも、地元産の魚を使った美味しい料理を作って、発信していければと思います。
福島丸沿岸航海実習に行ってきました。
<H30-92>
食品システム科2年生が、福島丸での沿岸航海実習に参加しました。
7月10日(火)小名浜港から出港
乗船中は、ブリッジでの当直や食事当番の実習を通して、船での生活・仕事について学びました。
7月11日(水)横浜港大桟橋に入港し、グループで横浜散策を行いました。
7月12日(木)カップヌードルミュージアムにて体験・見学をしました。その後、横浜港を出港。
7月13日(金)無事に小名浜港に入港しました。船酔いをした生徒もいましたが、様々な体験を通して学んだことが多くありました。これからの生活に活かしてほしいと思います。
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