食品システム科だより

2020年9月の記事一覧

食品システム科3年生 実験の様子を紹介します part4

<R2-66>

9月14日(月)、食品管理の実験風景。

今回の実験は、市販のじゃがいも内に含まれているデンプンを分離し、含有量を調べます。

 

メークイン、だんしゃくいもの2種類を使い含有量の違いを調べます。

 

 

皮を剥いてすりおろしたじゃがいもをさらし布で包み水中で揉み出します。

 

 

揉み出した溶液をしばらく静置します。

下層にデンプンが溜まるので、そっと上澄みを捨て再度水を加えます。

 

 

吸引ろ過装置で溶液を濾過していきます。

 

 

デンプンを分離できました。

 

 

このままでは水分を含んでいるので、恒温器で一度乾燥させます。

 

 

乾燥させたデンプン重量を測定し、計算でじゃがいものデンプン含有量を導いたら操作終了です。

 

 

だんしゃくいもとメークインではデンプン含有量に明らかな差が見られることがわかりました。

だんしゃくいもを使う料理、メークインを使う料理、2種類の料理の特徴、デンプン含有量の違いを考慮し、どんなことが考えられるのか、 各々がそれぞれの考察を立て、デンプンへの理解を深めました。