福島県立いわき海星高等学校
食品システム科の活動内容を紹介します
R1年度 食品システム科3年生 実験の様子を紹介します part1
<H31-17>
今回の実験は官能評価を行いました。
1回目の授業では食塩、2回目の授業では砂糖を用いて味の閾値(いきち)を試験します。
比較する試料と純水を準備します。
2つは同試料、1つは異試料を1組に掲示して行います。
味を比較し、異なった試料を判断し回答します。
最後に正答数から閾値を割り出し操作終了です。
※閾値:一定の条件で多数の人が味わったときに半数の人が感じる濃度のことをいう。
食品システム科1年 外部講師による実習を行いました Part2
<H30-167>
2月22日(金)、手捏ねパン教室Kitchen Breadより講師の加藤さゆり先生をお招きしました。
今回はチーズクッペ、ハムマヨの2種類のパンの製造について教えていただきました。
挨拶の様子
生地をこねる様子
左:一次発酵を終えて膨らんだパン
フィンガーテストをし、真ん中の穴がもとに戻らなければ完了
右:ガス抜きの様子
計量し均等に分割する
成形し、二次発酵した生地をオーブンで焼く
完成
左:ハムマヨ 右:チーズクッペ
パンの匂いが香り立つ部屋で、ワクワクとした気持ちで取り組んだ実習となりました。
完成したパンはとても美味しくいただくことができました。
加藤先生、この度は丁寧なご指導ありがとうございました。
食品システム科1年 外部講師による実習を行いました
<H30-165>
2月6日(水)にイオンモールいわき小名浜店より鮮魚部門を担当されている上野代さんを外部講師としてお招きしました。
イカの刺身、イワシの三枚おろしの捌き方について教えていただきました。
挨拶の様子
使用したイワシとイカ
説明の様子
実際に捌いているところの様子
終わりの挨拶の様子
今回が初めての体験の生徒も多く、苦戦しつつも楽しみながら授業に参加していました。
上野代さんのわかりやすく丁寧なご指導のおかげで、生徒全員が最後までやり通すことができました。
上野代さん、この度はありがとうございました。
卒業生の声を聴く会
<H30-164>
2月1日に山菱水産株式会社より本科卒業生である石井智凡さんをお招きしました。
1年生、2年生を対象に、仕事について、就職するにあたって、体験談も交え様々なお話をしていただきました。
生徒の方からも積極的に質問が飛び交い、熱心に石井さんの話へ耳を傾けていました。
生徒へ向かって説明する石井さん
実際に働いている身近な卒業生の声を聴くことができたことはとても貴重な経験となりました。
石井さん、この度はありがとうござました。
食品システム科2年 外部講師による実習を行いました。(11月27日)
<H30-160>
市内にあるフランス料理のお店、「レストランルミエール」の蛯名俊治様を外部講師としてお招きし、調理講習会を行いました。
メニューは、『アヒージョ』と『ヨーグルトムース』です。蛯名先生より、包丁の扱い方をはじめ、食材の処理法から調理まで優しく丁寧にご指導いただきました。
『アヒージョ』の具材は、白魚とエビとマッシュルーム。調味料に白ワインを入れていただきました。
『ヨーグルトムース』は、生クリームと卵白をそれぞれ泡立てて混ぜたところに、ヨーグルトを加えて作りました。
完成したアヒージョとヨーグルトムースを、美味しくいただきました。
今回の体験を通して、今後さらに魚介を使った調理に興味を持ち、実践していってほしいと思います。
蛯名先生、ありがとうございました!
食品システム科2年生 外部講師の先生をお招きしました
<H30-153>
11月1日、食品システム科2年生の実習で外部講師の先生方をお招きしました。
今回は浜藤さんより品川先生、天野先生、二人の講師の先生方をお招きし、エチオピアの調理・加工について学習させていただきました。
エチオピア(シマガツオ)
さばき方について全体への説明
固い鱗を剥がす様子
身をカットして切身にする
切身を外に干し塩を振っていく
干した切身に味噌をつけ真空包装する
全体挨拶
丁寧なご指導のおかげで、とても貴重な体験をすることができた実習でした。
今回の実習で得られた経験を活かし、今後の学習も頑張っていきましょう。
品川先生、天野先生、この度は誠にありがとうございました。
食品システム科3年 実験の様子を紹介します
<H30-129>
今回は食品システム科3年生の実験です。
唾液と、大根を用いて、デンプンの分解実験を行いました。
まずはデンプン粉を溶解して、デンプン溶液を調整します。
デンプン溶液に薄めた唾液をいれた試験管と、
何も入れていないデンプン溶液だけの試験管を準備します。
これを37~40度に温めたお湯に入れ10分以上温めます。
温めた試験管中の溶液に、ヨウ素溶液を加えます。
ヨウ素デンプン反応により、デンプンが含まれている溶液はヨウ素が反応し、青紫色に変色します。
以下の結果になりました。
試料 | デンプンのみ | デンプン+唾液 |
反応前 | 透明 | 透明 |
反応後 | 青紫色 | 変化なし |
唾液を入れた方は変化が見られなかったことから、唾液によってデンプンが分解されたことがわかります。これは、唾液中に含まれる消化酵素であるアミラーゼがデンプンを加水分解するためにおこります。
次に、大根をすりおろし、ガーゼで汁を絞り取ります。
この大根汁を使い、上記の実験と同じ工程で試験管に準備し、加熱していきます。
温めた試験管中の溶液に、ヨウ素溶液を加えます。
以下の結果になりました。
試料 | デンプンのみ | デンプン+大根汁 |
反応前 | 透明 | 白色 |
反応後 | 青紫色 | 変化なし |
大根汁を入れた方は変化が見られなかったことから、大根汁によってデンプンが分解されたことがわかります。大根にはジアスターゼという消化酵素が含まれており、この酵素がデンプンを分解するためおこります。
体内の消化作用と、体外から摂取する食物が持つ消化作用がどのような反応を示すのか、確認することができました。
おつかれさまでした。
全国水産・海洋高等学校食品技能コンテストに参加しました
<H30-106>
水産・海洋高等学校の食品系学科生徒のより専門的な知識・技術の習得を目的として実施されている「全国水産・海洋高等学校食品技能コンテスト」に、2年生から1名が参加しました。競技内容は、「筆記コンテスト」と「実技コンテスト」があり、実技コンテストでは基本実技の『アジのたたき』と応用実技の『食酢中の有機酸の定量試験』が行われました。
夏休み中も学校で勉強したり練習したりしてきた成果を発揮し、緊張しながらも精一杯取り組み、‘優秀賞’をいただきました。
この経験を今後の学習や様々な活動に活かしてほしいと思います。
小名浜魚市場を見学しました
<H30-96>
「美味しいシーフード料理を作ろう」をテーマに集まったメンバーで、夏休みの活動を開始しました。まずは、地元で水揚げされる魚介類にはどんなものがあるのか知るために、小名浜魚市場に見学に行きました。
試験操業中の現在の水揚げ状況や放射性物資の検査の様子、入札での競りの様子を見学させていただきました。震災・原発事故から7年が過ぎ、少しずつ前には進んでいますが、風評被害もなくなっておらず、震災前の状況に戻るにはまだまだ時間がかかるというお話をうかがいました。
私たちにできることは小さなことですが、小名浜を元気にするためにも、地元産の魚を使った美味しい料理を作って、発信していければと思います。
福島丸沿岸航海実習に行ってきました。
<H30-92>
食品システム科2年生が、福島丸での沿岸航海実習に参加しました。
7月10日(火)小名浜港から出港
乗船中は、ブリッジでの当直や食事当番の実習を通して、船での生活・仕事について学びました。
7月11日(水)横浜港大桟橋に入港し、グループで横浜散策を行いました。
7月12日(木)カップヌードルミュージアムにて体験・見学をしました。その後、横浜港を出港。
7月13日(金)無事に小名浜港に入港しました。船酔いをした生徒もいましたが、様々な体験を通して学んだことが多くありました。これからの生活に活かしてほしいと思います。
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