食品システム科だより

食品システム科の活動内容を紹介します

食品システム科2年生 外部講師による実習を行いました

<H31-139>

2月25日(火)、市内にあるフランス料理店「レストランルミエール」より、蛯名俊治氏を外部講師としてお招きし、食品システム科2年生を対象とした調理講習会を行いました。

今回は、ピザとキヌアサラダの2種類について作り方を教えていただきました。

 

【ピザ】

 

全体説明の様子
  

 

ピザ生地を捏ね、ラップをしてしばらく寝かせる

 

 

焼いている途中で膨らまないよう、伸ばした生地にフォークで穴を開けていく 

 

  

ピザ用の具材をカット

 

  

チーズやカットした具材をトッピングしてオーブンで焼いていく

 

完成!

 

【キヌアサラダ】

 

野菜をカットしていく

 

 

カットした野菜と、キヌア、鶏肉を合わせ、調味していく

 

 

お好みでこしょうを振ったら完成!

 

【試食の様子】 

 

 

完成したピザとキヌアサラダを美味しくいただきました

 

 

わかりやすく丁寧なご指導をしていただき、生徒全員が楽しみながら取組むことができました。

調理方法に限らず、専門家の視点から大変興味深いお話も聞くことができ、とても勉強になりました。

蛯名先生、この度はありがとうございました。

卒業生の声を聴く会

<H31-137>

2月21日にいわき市の病院から本科卒業生である白土さんをお招きしました。

白土さんは調理部門を担当しており、病院の患者さんへ日々の食事を提供されています。

今回、食品システム科1年生、2年生を対象とし、仕事についてのお話をしていただきました。

 

 生徒へ話をする白土さん

 

  

 生徒の様子

 

仕事に関する話や、就職に向けての取組み方、在学中の過ごし方など、雑談も交えた和やかな会のなか、先輩から多くのアドバイスをしていただきました。

生徒からは積極的に質問もあり、 全員が白土さんの話へ熱心に耳を傾けておりました。

身近な卒業生の声を聴く大変貴重な経験となりました。

白土さん、この度はありがとうございました。

食品システム科1年生 外部講師による実習を行いました

<H31-134>

1月29日(水)、手ごねパン教室Kitchen Breadより講師の加藤さゆり先生をお招きしました。

食品システム科1年生を対象にチーズクッペ、ハムマヨの2種類のパンについて作り方を教えていただきました。

 

  

全体説明

 

  

 

材料を混ぜ合わせこねていく

 

  

 

こねた生地をホイロにいれ一次発酵させる

 

 

一次発酵がきちんとできたかフィンガーテスト(左)で確認し、ガス抜き(右)を行う

 

 

 正確に12分割した生地を丸め直し、10分間休ませる(ベンチタイム)

 

 

 

生地を成形し、ホイロに入れ二次発酵させる

 

 

 

オーブンで焼成

 

 

最後に粉パセリをふったら完成です

 

 わかりやすく丁寧なご指導のおかげで、生徒全員が楽しみながらパン作りに取り組むことができました。

できあがったパンは美味しくいただきました。

 加藤先生、このたびはありがとうございました。

食品システム科3年生 実習の様子を紹介します part1

<H31-119>

11月25日(月)3年生課題研究の実習風景。

前回の授業で生徒が考案したイワシを使ったレシピを使用し、試作を行いました。

 

 

生徒が作成したレシピ

 

 

 

作成したレシピをもとに試作を行う

 

 

完成した試作品

いわしのつみれ汁、いわしハンバーグ、ピーマンとシイタケのいわし詰め

 

「美味しくできたが、もう一工夫あるとさらに良かった」などといった声もあり、いろいろな反省点が見つかりました。

 次回は、今回の反省を踏まえ、よりよい創作料理にチャレンジしていきます。

食品システム科3年生 実験の様子を紹介します part4

<H31-118>

11月22日(金)課題研究の実験風景。

今回は食品の凍結貯蔵実験を行いました。

 

  

試料はいんげん、アスパラガスを使用。

はじめにウォーターバスでゆでたものを試食し、最も食べやすいゆで時間を調べる。

 

 

最適ゆで時間から次の3つの試料を用意し袋に小分けする。

A:最適ゆで時間でブランチングした試料

B:最適ゆで時間の半分の時間でブランチングした試料

C:ブランチングせずそのままの試料

 

※ブランチング・・・品質劣化の原因となる酵素作用を不活性化する加熱処理。

 

   

 A、B、C、それぞれの試料を、-18℃で凍結貯蔵。

 

  

   

3日後、凍結貯蔵した試料をウォーターバス中で解凍。

 

 

解凍した試料の官能評価を行う。

 

官能評価の結果、ブランチング処理のあった試料となかった試料では味に差が出ることが分かりました。

同じ凍結貯蔵でも、凍結前の処理によって明らかな差が出ることに生徒たちからは驚きの声が上がりました。

食品システム科3年生 実験の様子を紹介します part3

<H31-116>

11月19日(火)食品管理の実験風景。

今回は市販のかんぴょうを用いて食品添加物の定性実験を行いました。

 

使用したかんぴょう。

 

 

 

 

カットしたかんぴょうとリン酸溶液を容器に入れ、ヨウ素カリウム・デンプン紙をセットします。

 

試料中に亜硫酸塩が含まれていれば、試料をリン酸酸性にすることで遊離したSO₂ガスが、水で湿らせた試験紙のヨウ素酸カリウムと反応し、遊離したヨウ素が試験紙のデンプンと反応することで紫色を呈します。

 

 

時間の経過と共に紫色の線が現れました。

 

実験結果よりかんぴょう中には亜硫酸塩が含まれていることが分かりました。 

亜硫酸塩は食品の漂白を目的として用いられる食品添加物です。

身近な食材にこうした食品添加物がどういった目的で利用されているのか、実験を通して確認することができました。

食品システム科1年生実習の様子を紹介します Part2

<H31-105>

10月23日(水)水産海洋基礎の実習風景。

今回はキーマカレー、パンプキンブレッドを作りました。

クラスを二つに分け実習を行います。

 

 

全体説明

 

【キーマカレー】

 

ご飯は鍋を使用して炊きました。

鍋で炊くのは初めての生徒もいましたが、ふっくらと甘みのある美味しいご飯ができました。

  

 

野菜は焦がさないように丁寧に炒め、ルーは異なる二つの物を混ぜて使用しました。

 野菜の甘みがあり、辛さがしつこくない食べやすいカレーとなりました。

 

 

【パンプキンブレッド】

 

かぼちゃは裏ごしします。

 

  

裏ごししたかぼちゃを生地に混ぜ、オーブンで焼いていきます。

 

 

 状態を見ながら焼いていき、完成です。

しっとりとしたほどよい甘みのあるパンプキンブレッドができました。

 

 

どちらの実習も美味しい物ができあがり、生徒は楽しんで授業に臨むことができました。

1年生は今後も様々な料理に挑戦してきます。

 

食品システム科1年生 実習の様子を紹介します part1

<H31-63>

1年生1学期最後の実習はパウンドケーキを作りました。

 

全体説明

 

  

粉類を計量し、ふるいにかけていきます。

 

 

材料をしっかりと混ぜ合わせていきます。

 

 

型紙に流し込みます。

 

 

オーブンで30分ほど焼いたら完成です。

 

 

上手に焼き上がりました!

 

初めてパウンドケーキを作ったという生徒もいる中、みんなで協力して実習に取り組みました。

最後は焼き上がったケーキを班のみんなで美味しくいただきました。

食品システム科2年生 沿岸航海実習を行いました

<H31-62>

食品システム科2年生が、福島丸での沿岸航海実習に参加しました。

令和元年7月8日(月)から11日(木)まで3泊4日の沿岸航海実習で、東京まで行ってきました。

 

  

小名浜港から出港の様子

 

救命胴衣に関する説明

 

 

船内での作業の様子

食事当番やブリッジでの当直の実習を通し、船での仕事について学びました。 

 

 

 船上での様子

 

  

東京では豊洲市場、築地場外市場を見学しました。

 

 

アクアパーク品川を見学しました。

 

 

東京出港

 

 

帰港の様子

 

 

不慣れな船上での生活で大変なこともありましたが、皆が一致団結し助け合いながら乗船を乗り越えることができました。

様々な体験を通し、出航前より一回りも二回りも大きく成長し戻ってきた皆さんの今後の活躍に期待しています。

食品システム科3年生 実験の様子を紹介します part2

<H31-52>

今回の実験は培地の作成、および空中からの落下細菌の採取・培養実験を行いました。

※ 培地・・・細胞や微生物が成長しやすいように人工的に作られた環境

 

使用した寒天培地(顆粒)

 

  

 寒天培地を加温しながら蒸留水に溶かす

 

  

オートクレーブにて溶けた培地を滅菌状態にする

 

  

 滅菌した培地をシャーレに入れ、各検査場所で落下細菌を採取する

 

 

左:恒温乾燥機に入れ、細菌の繁殖しやすい温度帯で一定期間培養

右:培養後、細菌が繁殖した様子

 

  

 培養した細菌のスケッチ

 

普段目に見えることのできない細菌ですが、培地を利用することで目に見える形となり、どういった環境に細菌が多くいるのか確認することができました。

生徒たちも自分たちが生活している環境に想像以上に細菌がいることが分かり、驚きの声が多く上がりました。