福島県立いわき海星高等学校
食品システム科の活動内容を紹介します
食品システム科3年生 実験の様子を紹介します part3
<H31-116>
11月19日(火)食品管理の実験風景。
今回は市販のかんぴょうを用いて食品添加物の定性実験を行いました。
使用したかんぴょう。
カットしたかんぴょうとリン酸溶液を容器に入れ、ヨウ素カリウム・デンプン紙をセットします。
試料中に亜硫酸塩が含まれていれば、試料をリン酸酸性にすることで遊離したSO₂ガスが、水で湿らせた試験紙のヨウ素酸カリウムと反応し、遊離したヨウ素が試験紙のデンプンと反応することで紫色を呈します。
時間の経過と共に紫色の線が現れました。
実験結果よりかんぴょう中には亜硫酸塩が含まれていることが分かりました。
亜硫酸塩は食品の漂白を目的として用いられる食品添加物です。
身近な食材にこうした食品添加物がどういった目的で利用されているのか、実験を通して確認することができました。
食品システム科1年生実習の様子を紹介します Part2
<H31-105>
10月23日(水)水産海洋基礎の実習風景。
今回はキーマカレー、パンプキンブレッドを作りました。
クラスを二つに分け実習を行います。
全体説明
【キーマカレー】
ご飯は鍋を使用して炊きました。
鍋で炊くのは初めての生徒もいましたが、ふっくらと甘みのある美味しいご飯ができました。
野菜は焦がさないように丁寧に炒め、ルーは異なる二つの物を混ぜて使用しました。
野菜の甘みがあり、辛さがしつこくない食べやすいカレーとなりました。
【パンプキンブレッド】
かぼちゃは裏ごしします。
裏ごししたかぼちゃを生地に混ぜ、オーブンで焼いていきます。
状態を見ながら焼いていき、完成です。
しっとりとしたほどよい甘みのあるパンプキンブレッドができました。
どちらの実習も美味しい物ができあがり、生徒は楽しんで授業に臨むことができました。
1年生は今後も様々な料理に挑戦してきます。
食品システム科1年生 実習の様子を紹介します part1
<H31-63>
1年生1学期最後の実習はパウンドケーキを作りました。
全体説明
粉類を計量し、ふるいにかけていきます。
材料をしっかりと混ぜ合わせていきます。
型紙に流し込みます。
オーブンで30分ほど焼いたら完成です。
上手に焼き上がりました!
初めてパウンドケーキを作ったという生徒もいる中、みんなで協力して実習に取り組みました。
最後は焼き上がったケーキを班のみんなで美味しくいただきました。
食品システム科2年生 沿岸航海実習を行いました
<H31-62>
食品システム科2年生が、福島丸での沿岸航海実習に参加しました。
令和元年7月8日(月)から11日(木)まで3泊4日の沿岸航海実習で、東京まで行ってきました。
小名浜港から出港の様子
救命胴衣に関する説明
船内での作業の様子
食事当番やブリッジでの当直の実習を通し、船での仕事について学びました。
船上での様子
東京では豊洲市場、築地場外市場を見学しました。
アクアパーク品川を見学しました。
東京出港
帰港の様子
不慣れな船上での生活で大変なこともありましたが、皆が一致団結し助け合いながら乗船を乗り越えることができました。
様々な体験を通し、出航前より一回りも二回りも大きく成長し戻ってきた皆さんの今後の活躍に期待しています。
食品システム科3年生 実験の様子を紹介します part2
<H31-52>
今回の実験は培地の作成、および空中からの落下細菌の採取・培養実験を行いました。
※ 培地・・・細胞や微生物が成長しやすいように人工的に作られた環境
使用した寒天培地(顆粒)
寒天培地を加温しながら蒸留水に溶かす
オートクレーブにて溶けた培地を滅菌状態にする
滅菌した培地をシャーレに入れ、各検査場所で落下細菌を採取する
左:恒温乾燥機に入れ、細菌の繁殖しやすい温度帯で一定期間培養
右:培養後、細菌が繁殖した様子
培養した細菌のスケッチ
普段目に見えることのできない細菌ですが、培地を利用することで目に見える形となり、どういった環境に細菌が多くいるのか確認することができました。
生徒たちも自分たちが生活している環境に想像以上に細菌がいることが分かり、驚きの声が多く上がりました。
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