食品システム科だより

2020年6月の記事一覧

食品システム科3年生 実験の様子を紹介します part2

<R2-33>

6月24日(水)食品管理の実験風景。

今回の実験は中和滴定を行いました。

醸造酢に含まれている酢酸濃度を求めます。

 

 

練習の様子

1/10倍に希釈した酢に、水酸化ナトリウムを滴下していきながら中和点を探っていきます。

 

塩基性に反応するフェノールフタレインという指示薬が入っているので、中和されたときに色が変化します。

キレイな薄ピンクになれば成功です。

1滴でも多ければ濃いピンク色になってしまいます。

 

失敗や成功を重ね、何度も練習していきます。

 

 

練習後は試験を行いました。

一人一人、練習したことを活かしながら試験に臨みます。

 

 

中和点が判明したら、使用した水酸化ナトリウムの量から酢酸の濃度を導き終了です。

 

精緻な作業が必要とされる実験で、失敗も多くありましたが、全員が諦めずに挑戦していくことができました。

食品システム科1年生 実習の様子を紹介します part1

<R2-6>

6月3日(水)、1年生水産基礎の実習風景。

今回の水産基礎は、今後行うカッター実習に伴い、避難経路の確認を行いました。

 

 

実習中の避難場所3カ所を確認

 

実習艇庫の場所を確認し、今後の実習について説明を受ける生徒

 

災害時の対応、実習についての心構え等、実習の準備段階として様々な説明がありました。

今後は実際にカッターへ乗り込み、本格的に実習を行っていきます。

R2年度 食品システム科3年生 実験の様子を紹介します Part1

<R2-5>

6月1日(月)食品管理の実験風景。

今回の実験はタンパク質の呈色反応を行いました。

ビゥレット反応、キサントプロテイン反応、ニンヒドリン反応の3つの反応を試験します。

 

 

調整した卵白溶液に、それぞれの試薬を入れていきます。

 

 

色の変化が起こりタンパク質の呈色反応が確認できました。

 

 「普段の授業で名前だけは知っているけれど、イメージがわかない」という意見も多い呈色反応ですが、実際に自分たちで実験を行ったことで、理解が深まってくれたことと思います。

 次回以降も様々な実験に挑戦していく予定です。