福島県立いわき海星高等学校
2019年11月の記事一覧
令和元年度芸術鑑賞会
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令和元年11月21日(木)、本校体育館にて芸術鑑賞会が行われました。今年の芸術鑑賞会は、『シアター2+1(ツウプラスワン)』という劇団をお招きし、シェイクスピアの喜劇の中でも最高傑作と言われている【ロマンティックコメディー 十二夜】を演劇してくれました。
劇中の様子
本校生徒を巻き込んで行われた演劇
~ここで『シアター2+1』のご紹介~
劇団名の2とは、劇団の仲間、それと演劇を創る場所のこと。1とは、その場所に参加する一人一人の観客のみなさんのこと。芝居の上演とは2と1との出会いから始まる協同作業のこと。そして、この劇団のコンセプトは【演劇を通してたくさんの人たちと出会っていこう】です!!
エンディングから花束贈呈の様子
お礼に色紙をいただきました!
台詞や効果音、演者の一つ一つの仕草から世界観が広がっていき、劇であるということを忘れるほど素晴らしい演劇でした。この出会いも何かの縁だと思います。『シアター2+1』の劇団の皆さん本当にありがとうございました。
水産クラブ Fish-1グランプリに参加しました
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令和元年11月17日(日)
東京都の日比谷公園にて開催されたFish1グランプリに参加しました。
このイベントは、魚食の推進や海洋環境をテーマに開催され、今回で9回目となります。
水産・海洋系高校もこれに参加し、地域の海産物を使った食品を開発し発表するということで、
本校水産クラブも約3か月間の開発期間を経て新レシピを完成させ、
2名の水産クラブの生徒が代表として参加してきました。
今回発表した食品
郷土料理ポーポー焼きのアレンジレシピで、
パプリカ、レンコン、玉ねぎを刻んで混ぜ込み、間にチーズをはさみました。
またケチャップもオリジナルで、魚料理に合うように和風の味に仕上がっています。
来場者へ試食品を手渡しながら、味の感想を聞きます。
「とても美味しい」「物産展で売ってないの?」「商品化されたら買う!」など、
たくさんのお褒めの言葉をいただき、生徒も自信を貰ったようです。
ステージ発表では開発に関するエピソードやレシピ紹介を行いました。
一般社団法人 大日本水産会 会長 白須 敏朗 様より感謝状をいただきました。
今後も、水産クラブとして様々な活動をしていく予定です。
このイベントへの出場にあたってご尽力いただきましたたくさんの方々へ、
この場をお借りして厚く御礼申し上げます。
教員の授業力向上へ アクティブラーニング型授業普及のための取り組み
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令和元年11月15日(金)
本日は今年度4回目の研究授業会がありました。
この取り組みは昨年度より3か年計画で、全教員がアクティブラーニングを取り入れた授業を行い、
先生方がお互いに参観しながら授業力を向上させる研修会です。
〇海洋科2年生「数学Ⅱ」…様々な活動を取り入れ、アクティブラーニングの見本を示した。
海洋科2年生の数学Ⅱの授業では、エキスパート活動からジグソー活動へとつながる授業展開を成功させました。
難しい課題にも友人同士で協力し合いながら取り組む姿が印象的で、
文字通り「アクティブ」な活動がされていました。
〇海洋科1年「海洋情報技術」…応用力、課題解決力を育む授業展開
内容としてはビジネス文書を作成する授業でしたが、従来のような完成品を模倣するだけの授業ではなく、
文書の中に盛り込む内容や課題を一つのワークシートにまとめて配布し、
どのように入力すれば完成するのか、もっと見やすくレイアウトする方法はないかなど、
一人ひとりの考え方次第で完成が変化する授業形態をとりました。
また最後には先生が良かった作成例を紹介し、新たな気づきを与えることで
「なるほど、次はこうしてみようかな」と次の授業へ繋がる授業展開でした。
〇食品システム科1年「海洋情報技術」…基礎・基本に時間をかけ、確実なボトムアップを図る授業
こちらもビジネス文書を作成する授業でしたが、本校パソコン室の設備を有効に活用しながら、
丁寧な説明で確実な基礎技術を身に着けさせる授業展開でした。
作業中は机間巡視で個別に生徒の疑問に対応するなど、きめ細やかな指導が光る授業でした。
またわからないところは周囲で自発的に教え合い、
生徒同士でも理解と技術を深めている様子が印象的でした。
終わりに
今回で今年度の研究授業会は終了で、次は来年5月の予定です。
今年度は全部で13名の先生に研究授業を実施してもらいましたが、
どの先生も見事にアクティブラーニングを実現していたと思います。
他の授業を見ることで自分の授業が向上し、その授業を見せることでまた他の先生の授業が向上する。
本校組織として全教員の指導力向上に向けて、
今後も計画的に研修を実施していきます。
水産クラブ いわき市連携事業「はじめてのおさかな教室」に参加してきました
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令和元年11月13日(水)
水産クラブの生徒7名が、
いわき市の魚食推進事業の一つ「はじめてのおさかな教室」のお手伝いとして
いわき市立鹿島保育所へ行ってきました。
この一連の事業は、
魚食離れが進む現代社会へ向けていわき市農林水産部水産課が実施していて、
本校水産クラブもこの事業に参加し、年間を通じて様々な活動をしています。
今回の「はじめてのおさかな教室」では
〇ポーポー焼きダンス
〇魚拓作り
〇ポーポー焼きの実食
などを行っています。
開会式の様子。フラおじさんも駆けつけ、子どもたちは大いに盛り上がっていました。
魚拓作りのお手伝いをしました。
魚の水分をしっかりとふき取り、好きな色の絵具を魚に塗っていきます。
ポーポー焼きをみんなで食べた後、作った魚拓を手に記念撮影。
今後も回数を重ね、今後は本校生がお手伝いではなく、
司会進行から指導まで担当できるよう経験を積んでいきたいと思います。
本校水産クラブとしても、魚食の普及に貢献できるよう発信していきます。
海洋工学科便りNo.14
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日 時:令和元年11月13日(水)
場 所:本校美術室にて
活動内容:グループワーク テーマ「海洋ゴミ問題に取り組もうPart2」
前回の海洋ゴミ問題について、さらに意見を出し合いました。
今回は海洋科1年生を新たに2名加え、海洋工学科1年生3名、海洋科1年生3名、の体制で今後の活動を行っていきます。
前回と同様に合同会社はまからの榊さん進行のもと話し合いを行いました。
自分の意見や周囲の意見を聞きメモをとっています。それぞれがゴミ問題の取り組みについて発表を行いました。
活動の終わり頃、グループ分けされたそれぞれの付箋を見返して、より関心を深めています。
水中ドローンを使ってゴミを調べる提案も上がっています。
次回の活動は、ゴミ問題に取り組まれている研究者の方を学校に招いて意見交換を行います。
第2回避難訓練を実施しました
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令和元年11月8日(金)
火災を想定した避難訓練を実施しました。
1階漁具制作実習室より出火した想定で、まず消火係による初期消火訓練、
通報係による119番通報訓練を行いました。
生徒の皆さんには見えないところですが、職員の訓練も実施されています。
延焼した想定で、全生徒・職員が校庭に避難し、各クラスごとに人員確認しました。
消防署署員の方のご指導のもと、水消火器による消火訓練を職員代表、生徒代表が行いました。
消火は炎ではなく火元にかけること、消せる高さは自分の背の高さほどまでで、
それ以上高くなったら、避難して消防にまかせることなどをお話しいただきました。
校内防災係より、命を守る避難訓練の大切さ、日ごろから消火器の場所を確認しておくこと
などをお話ししました。宿題にした本校舎の消火器の本数は23本です。
最後に、江名分遣所 所長の鵜沼様より講評いただきました。
火事では煙を吸い込んでしまうことで被害が広がることなどをお話しいただきました。
生徒の皆さん、お疲れ様でした。
いわき市消防本部 小名浜消防署江名分遣所の署員の方々、ご指導ありがとうございました。
水産クラブ Sea級グルメスタジアム都内販売イベントに参加しました
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令和元年11月10日(日)
東京都の秋葉原駅高架下にある日本百貨店にて、
「Sea級グルメスタジアム 都内販売イベント」に水産クラブで参加してきました。
これは夏休みに実施したイベントの続きで
地域の小学生に対して本校の生徒が海や環境、海産物についての授業を実施し、
いわきの海産物を活用した商品を一緒に考えて販売する一連のイベントです。
販売されたサンマのポーポー焼き
今回のイベントではいわきの郷土料理を全国の型に知ってほしい!という気持ちから、
サンマのポーポー焼きを販売することにしました。
パッケージには小学生が実際に作成したカラフルな「サンマの魚拓」をそのまま使っています。
イベント前日の11月9日(土)に行われた販売戦略会議の様子
販売戦略会議では、サンマのポーポー焼きの良さを知ってもらうために何を伝えれば良いかを考え、
小学生と本校生がお互いに意見を出し合いながら話し合いが進められました。
「とにかくご飯に合う」や
「醤油をかければさっぱり和風で、ソースやケチャップをかければ洋風で子供でも食べやすい」、
「旬のサンマを厳選して使っているので栄養がたっぷり」
など、子ども目線で考えられた素晴らしいPR作戦がたくさん出されました。
販売会の様子
販売会では、前日に考えたPRを大きな声に出しながら、
試食をふるまったり、商品の説明をしていました。
この特別パッケージのポーポー焼きは今後市内でも販売される予定です。
販売開始されましたら本校ホームページ上でもお知らせいたします。
海洋工学科便りNo.13
<H31-107>
日 時:令和元年10月30日(水)
場 所:本校会議室にて
活動内容:グループワーク テーマ「海洋ゴミ問題に取り組もう」
本日は海洋ゴミ問題について知識・理解を深め、生徒の手で実現できる内容やこれkらどのような取り組みができるかを話し合いました。
久ノ浜にある合同会社「はまから」の榊さんより、生徒がゴミ問題の話を聞きました。
自分たちの力で何ができるのか付箋でまとめます。
生徒達からたくさんの意見がでてきました。
今回は海洋工学科3年生、1年生と海洋科1年生が参加しました。引き続き海洋のゴミ問題解決に向けて考えていきたいと思います。
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