福島県立いわき海星高等学校
2019年10月の記事一覧
海洋工学科便りNo.12
<H31-104>
日 時:令和元年10月23日(水)
場 所:三崎公園下 松下海岸付近にて
活動内容:水中ドローン実践演習 テーマ「水中映像とれるかな?」
今回の活動は、いよいよ会場と陸上の両方から水中ドローンの操縦訓練を行いました。
海上と陸上でそれぞれ操作します。なかなか直射日光で画面が見にくいです。
風も強いです。この日は雲の動きが活発で、操作も難航しました。
操作終了後回収したドローンにはゴミがこんなにも!
水中ではこのような状況でした。
流れも速くよどみがよくわかります。
アンカーを落としたポイントまで確認しました。
水中作業では何か目印になるよう起点を作ると
良いと感じました。
船のスクリューにゴミがからまっている様子も
観察できました。
引き続き操作訓練に取り組んでいきます。
海洋工学科便りNo.10
<H31-101>
海洋工学科便りNo.10
日 時:令和元年10月16日
場 所:本校屋外プール
活動内容:水中ドローン実戦演習 テーマ「色の認識はできるかな?」
前回に引き続き活動を紹介します。今回は画像の認識を踏まえた操縦訓練を行っています。
この漢字が読めるかな? 本校の生徒は全問正解しました。色の見分けもつきました。
水中作業をするドローンを、ドローンで撮影しました。
右の写真は実験用カードを投入した場所を上から撮影した場面です。
引き続き活動を紹介していきます!
いわきのまちをきれいにする市民総ぐるみ運動
<H31-98>
日 時:令和元年10月15日(火)
活動区域:1学年【一号埠頭、中央桟橋、旧魚市場前】
2学年【旧魚市場前~艇庫、小名浜造船所(横)、東内防波堤付近】
3学年【校舎周り及び学校周辺(通学路)】
専攻科【学校周辺(三崎公園方面)】
上記のとおり、学年ごとに分かれて実施しました。毎年学校行事として行われているこの活動は環境美化に対するモラルの向上を図ることを目的としています。
目に見えにくい小さいゴミや取りにくい場所に落ちているゴミを拾ってくれています
集めたゴミを袋に詰め、トラックで回収します
時折吹く強い風にも負けずに生徒たちはたくさんのゴミを集めてくれました。本当にお疲れさまでした。
1学年 地域課題探究活動
<H31-96>
令和元年10月11日(金)
本日は1学年全体が「総合的な探究の時間」で取り組んでいる
地域課題探究活動の様子をお届けします。
今年度から総合的な探究の時間では、
1学年の全生徒を学科に関係なく8つの班(ゼミ)に分け
様々なアプローチで班ごとに地域課題の探究学習を行っています。
初年度は「地域の課題を知ろう」をテーマに取り組んでいます。
「育児」ゼミでは、パソコンを使って調べ学習をしていました。
夜泣きや赤ちゃんに必要な栄養などについて調べ、レポートにまとめていました
「国際」ゼミでは、新聞記事のスクラッピングをしていました。
自分が興味ある国際関連記事を綴っていくことで、自分だけの国際ノートが完成します。
この学習は週に1回程度行っており、
仕上げにはポスター発表をする予定です。
この学習を通して自分の興味・関心を高め、
もっと地域や自分の将来について考えられる生徒になってほしいと思います。
アクティブ・ラーニングの組織的普及に向けた取り組み
<H31-92>
令和元年10月1日(火)
本日は校内研究授業がありました。
この研究授業の取り組みは、全教員でアクティブ・ラーニングに取り組むことを目的として、
平成30年度から令和2年度まで、3か年計画で全教員が研究授業を行うものです。
本日は今年3回目の研究授業日で、3名の先生方に授業を担当していただきました。
〇家庭基礎/食品システム科1年生
様々な食品についてどのような栄養素が多く含まれているのか、栄養素ごとに分類する授業内容。
学習教材の食品カードを使うことで生徒が主役となる活動を取り入れ、楽しんで学べる授業を展開しました。
また生徒と教員の間のコミュニケーションが活発で、
自然な会話の中で授業が成立していく様子が印象的でした。
50分の枠の中で、「学び」「活動」が相互に関係しあい、実生活を踏まえながら学べる授業展開でした。
「知識を整理・分類する能力」を育成することができる授業だと感じました。
家庭基礎の授業の様子
〇電気理論/情報通信科3年生
電気回路の中でも、コンデンサの性質と蓄えられる電気量、回路計算に関する授業でした。
生徒に配る問題プリントと同じ図を大型ディスプレイに映し出すことで、
生徒の視線を端的に切り替えさえながら生徒の学習をコントロールする授業でした。
また、普通教室ではなく大きな実習台がある実習室で授業を行うことで、
「生徒同士で話し合いながら課題を解く」ことが自然発生的に行われ、
終始言語活動が尽きない授業でした。
また一連の回路計算を生徒に任せきりにするのではなく、
一度考えさえ、視線を集めてポイントを解説し、さらに班で話し合わせることで解決に導く順序ができており、
「課題解決能力」の育成がなされる授業だと感じました。
電気理論の授業の様子
〇船用機関/海洋工学科1年生
エンジンに過給器を用いる理由について学ぶ授業でした。
この授業でもICT活用がなされ、授業の大部分でパワーポイントでの解説を織り交ぜていました。
この授業では過給器についての知識を取り入れる授業でしたが、淡々と黒板を使って説明するのではなく、
パワーポイントで図や写真を見せながら端的に知識を伝授し、
その後ワークシートで知識の確認を行うというように、
黒板→手元へと自然な流れで生徒の目線を移行させることで
最後まで集中力を切らさない授業が展開されていました。
また最後は教科書での調べ学習を行うことで、先生の話を整理する時間が与えられ、
「確実な知識の定着」を図ることができる授業でした。
船用機関の授業の様子
また放課後には授業が行われた各会場で、
全教員が参加しての研究協議が開催され、
さらに授業をよくする方法について活発な議論がなされていました。
次回の研究授業は11月末となる予定ですが、
引き続き日ごろから学習指導の向上へ取り組んでいきたいと思います。
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